今回は鹿児島にある伝説の井戸!
日本最古の井戸と伝えられている玉乃井(たまのい)をご紹介。


鹿児島・・・いや、日本の歴史に触れてみませんか?
神話ゆかりの場所、玉乃井についてお伝えします。

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日本最古の井戸と言われてる玉乃井の由来

玉乃井は鹿児島市内から枚聞神社に向かう道の手前にあります。

油断すると気付かずにスルーしてしまうほど、
道沿いにあるのに分かりにくいです

それもそのはず!
伝説の井戸は大きな木に囲まれてパッと見た感じ気づきません。

玉乃井


この大きな木に守られてる様に中にひっそりとあります。

さすが日本最古の井戸!
神秘的です。


ここは海の神、綿津見神(わたつみのかみ)の娘豊玉姫(とよたまひめ)
朝と夕方にここで水をくんでたいたと言われています。

ある日、兄の釣り針を探して訪ねてきた彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
豊玉姫がこの地で出会います。

美しい真珠に象徴される女神・豊玉姫と彦火火出見尊は
お互いに一目ぼれして結婚したそうです。


ちなみに豊玉姫は浦島太郎に出てくる乙姫様らしく、
彦火火出見尊(別名、山幸彦)は浦島太郎と言われてます。

日本最古の井戸は昔話に出てくる2人が
運命の出会いをした場所でもあるんですね。

そんな浦島太郎が訪れたと言われてる薩摩一の宮「枚聞神社」
玉乃井の近くにあります。

ご一緒に訪れて浦島太郎ツアーなどいかがですか?

国の重要文化財があるパワースポット!薩摩一の宮「枚聞神社」

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2人が出会った玉乃井はこんな井戸

玉乃井の由来が分かったところで
中にある井戸を実際に見てみましょう。

まずは入口

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完全に木に守られてます。
ちなみに周りの畑?は菜の花畑です。

満開の時期に行くと菜の花も見て楽しめます。


入口には玉乃井の石碑と斉藤茂吉の歌碑があります。

斉藤茂吉 歌碑

「玉の井に心恋しみ 丘のへをのぼりて くだる泉は無しに」
意味は・・・分かりません^^;


反対側に玉乃井についての説明版があります。

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中はこんな感じになってます。

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井戸を守ってる様に植えられてる木とは反対に
中は綺麗に手入れされています。

さすが神話の場所!
入っていくことに躊躇してしまうほどです。


さらに中に入っていくと謡曲「玉の井」について説明が

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そして最後に玉乃井があります。

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中に入ると本当に木が守ってる感じ!
写真や言葉では上手く伝えられない神聖な場所感があります。

あまり長居する場所ではないですが、
近くに行った時はぜひ立ち寄ってみてください。

玉乃井の住所や駐車場、アクセス方法

住所

鹿児島県指宿市開聞十町玉井1285-2

アクセス方法

JR開聞駅から徒歩15分
鹿児島交通バス「玉乃井」下車

駐車場

なし
ただし道路向い側の路肩が広く3~5台は止めることができます

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